07/03/02 23:00:01 paOgJOEM0
これは、単純な話じゃない。宋氏に利用価値を見出す人も少なくない。
一人当たりで見れば、中国はましという論理を用いて中国は、従って、
日本よりも少ない努力でよいとか、まだまだ努力しなくて良いという話を
作る人々がでてくる。中国が環境対策を企業に求めないことで企業利益
につなげたい人々もいる。また、
中国は環境対策など必要ない=日本などが援助する必要も無い
と言う論理によって、日本の中国支援をしない方向に持っていくこともできる。
もちろん、中国の環境悪化は中国自身の責任とコスト負担によって
改善されるべきもので、支援といっても、環境対策技術を有料で提供する
という対等な経済取引を通してのものだ。
宋氏のような論理を認めてしまうことは、中国政府が、そもそもの環境対策を
行わない事をも認めてしまうことになり、それが最も大きな問題だ。
そうなれば、環境悪化が続き、中国人だけではなく九州の日本人も韓国も
非常に悪化した大気によって毒される。また、日本の技術を、中国が購入する
ことも、当面なくなってしまう。宋氏の論理は完全に否定されるべきで、
中国政府は直ちに環境対策に大きなコストを負担して取り組むべきだ。
それが、日本にとっても中国にとっても韓国にとっても他の周辺諸国にとっても
最もハッピーな結果をもたらす。