07/03/02 19:43:01 Z4/xGn2I0
電力供給分野で考えてみれば、
日本の発電所は昭和当時からずっと水力発電を主力と考えて、
火力発電を極力抑える方針で建設をすすめてきた。
エネルギー消費を決して抑えられはしなかったが、石油ショック・スモッグ公害の
発生を受け、省エネルギー・低公害の方針の下で、抑える努力を続けてきた。
その後も火力の比率を抑えんがために原子力の利用も進めだ。
失敗を失敗と認めて、新しい技術の開発に努力を尽くしてきたのである。
自然環境も異なる上、三峡ダムを建設した中国に見習って欲しいとは
思わないが、「あるものだけでまかなう」事を方針として石炭火力発電を
主力としてきた中国の電力供給体制よりは、マシな考え方を日本人は
持っていたと言って差し支えないだろう。
中国は決して日本のやり方を見習ったために、環境汚染を進行させた
わけではない。日本の後追いをしているわけではなく、自分の方針で
産業を発展させ、勝手に自らの首を絞めているだけだ。その上で隣国で
ある日本に、余計な迷惑を輸出し続けている。