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・国民新党の亀井静香代表代行(70)が、都内のサウナで北野武(ビートたけし)氏(60)と
バッタリ出会い、タオルを腰に巻いた姿で憂国談義を交わしていたことが1日、分かった。
「たけしさんは大したものだ。日本の惨状をよく分かっている」
亀井氏は夕刊フジのインタビューにこう語る。
2人が出会ったのは東京・北青山にあるスポーツクラブのサウナ。今年初め、亀井氏が
脱衣場にいると、初対面のたけし氏が近づいてきて、こう語りかけたという。
「亀井さん、いまの日本は危ないよ。力の強い者が何をやっても、日本人は怒らなくなった。
こんな民族、生き延びるはずがないよ」
これに対し、亀井氏も「私もそう思う。力と金を持っている人間たちが『そこ退け、そこ退け』
で好き放題やっている。他の人々はおこぼれにあずかろうと必死だ。悲しいかな、日本人
から正義感がなくなってきた」などと応じたという。
当時は東国原英夫知事が宮崎県知事に当選する前。亀井氏は「たけしさんの問題意識は
鋭かった。この師匠があって(あの弟子が育ったの)だろう」と語る。
知事選といえば、亀井氏の東京都知事選への対応も注目される。
亀井氏は「(情報公開に絡んで)捜査費の予算執行を停止した浅野氏はとても支持できない。
治安を考えない知事はダメだ」といいながら、「石原知事も8年の功罪がある。かつての親友
(黒川氏)に批判されて出馬されるようでは、反省した方がいい」と語った。
支持率低下が止まらない安倍自民党への視線も厳しい。
「執行部、特に中川秀直幹事長がひどい。『首相に忠誠心を示せ』などと公言していたが、
首相の求心力がないことを宣伝しているようなもの。完全に増長している。失言が多いのは
自覚がないから。3軍選手を1軍に引き上げてプレーさせるからこうなる」
野党連携を組む、小沢民主党にもズバリ注文。
「民主党は混ぜご飯がお粥になっている。毒まんじゅうでも食ったのか、国会対策などで
自民党と手を握っているような議員がいる。これでは選挙は戦えない。小沢一郎代表にも
アドバイスをしているが、背中から鉄砲を撃ってくるような輩は切るべきだ」(一部略)
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