07/02/28 18:31:00 VI9Fk76A0
グラクソは平成11年8月、リレンザの申請を厚生労働省(当時は厚生省)に提出、
早くも同年12月に医薬品としての承認を得ている。(中略)
しかし、その後リレンザは、なぜか承認後1年以上も薬価収載されないという
憂き目に遭う。(中略)
一方、後発の日本ロシェのタミフル・カプセル75は平成12年8月に申請、同年
12月12日に優先承認、その約2カ月後には薬価収載されるという猛スピードで、
リレンザと同じ土俵に上がってみせた。
片や承認から薬価収載まで1年以上、片や約2カ月。2つの新薬は、なぜ同時に
保険適用となったのか。あるウイルス専門の医師に疑問をぶつけると「臨床データ
では、2つの新薬の効力に特に差はない。どちらも症状が軽くなる程度で、発病
してすぐ投与しないと効かない点も似ている。よって通常なら、リレンザはかなり
前に薬価収載されていてもおかしくないはずだが、厚生労働省による承認や薬価
収載のずさんさはいまに始まったことじゃない」と、別段珍しいことではないか
のような答が返ってきた。
URLリンク(www.ultracyzo.com)
メーカーにとって生命線である、新薬の認可の際に、明らかに国内メーカーと外資系
メーカーの間に差異があるからである。じつは、厚労省の「いやがらせ」はそれに尽きない
のだが、天下り役人を採らない外資の新薬の認可を故意に遅らせる傾向がある。
(中略)
さて、先ほど外資のメーカーの名前を挙げた際に、中外製薬(ロッシュ)はあえて外した。
これは、同社は外資系の中では天下り役人を積極的に受け入れ、厚労省に迎合する
ことで利益を得ているからだ。これは国内メーカーと全く同じやり方である。このような
嫌がらせをすることで、厚労省の役人は自らの天下り先を確保していると言える。
URLリンク(out-of-date.info)