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★糸川議員取材の録音機、毎日記者が元組長の画家へ渡す
毎日新聞東京本社社会部の大平誠記者(41)(23日から東京本社代表室付)が、国民新党の糸川正晃
衆院議員(32)を取材した際にやり取りを録音したICレコーダーを取材協力者に渡し、録音内容のメモが
インターネットのブログに掲載された問題で、渡した相手とブログに掲載されるまでの経緯が27日、関係者
の話で分かった。
大平記者がレコーダーを渡していたのは、元暴力団組長の画家(66)。画家の証言などによると、
大平記者が関西方面に勤務していた1994年ごろ、別の毎日新聞記者の紹介で知り合った。大平記者が、
東京・南青山の地上げを巡る問題を取材し、昨年1月、「米ファンド子会社 組関係者に手数料」と題した
記事を執筆した前後、画家は大平記者に暴力団関係者を紹介したという。
大平記者は同4月、糸川議員を取材し、糸川議員が福井市内のスナックでこの問題に関する国会質問を
やめるよう脅された経緯を告白したやり取りをレコーダーに録音。画家は同5月上旬、大平記者から
レコーダーの存在を知らされた。「聞かせてくれ」と頼んだところ、最初は断られたが、「取材に協力してきた
のだから」と再度頼みこみ、受け取った。その後、大平記者から返却を求められたが、関西の自宅に置いた
ままにしていたという。
毎日新聞は、大平記者が執筆した記事を巡って米投資ファンドから巨額の賠償請求訴訟を起こされており、
画家は「大平記者が窮地に追い込まれている。ほかのマスコミが騒げば助けになる」と考え、同11月ごろ、
面識のあった週刊金曜日の北村肇編集長にレコーダーを渡した。しかし、「他社の記者が取材した内容を
そのまま記事にはできない」と返された。
同年末、訴訟は和解したが、「問題がうやむやになり、大平記者が報われない」と考え、先月、知人の
ジャーナリストに「ブログはマスコミ関係者が見るので、騒ぎになるはず」と相談。ジャーナリストに渡し、
ブログにメモが掲載された。(>>2以降に続きます)
(2007年2月28日3時3分 読売新聞)
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