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★タイガー魔法瓶を提訴 派遣女性「正規雇用せず突然解雇」 大阪地裁
・タイガー魔法瓶(大阪府門真市)で派遣社員として5年以上同じ業務に従事した上、
突然契約を解除されて精神的苦痛を受けたとして、大阪府内の女性(30)が26日、
同社に慰謝料300万円と正社員としての雇用などを求める訴訟を大阪地裁に
起こした。契約解除は労働局が同社を指導した直後に行われており、女性側は
「解雇は労働局に申告したことに対する報復」と主張している。
訴状によると、女性は門真市の人材派遣会社を通じ、平成13年9月からタイガーで
勤務。社員の指示を受けるなど実態は派遣なのに、請負契約を装った“偽装請負”が
行われていた。女性は昨年11月、大阪労働局に申告。同局は労働者派遣法違反を
認定し、タイガーに行政指導を行った。
同法は一定期間を過ぎた場合、派遣先の企業に直接雇用する義務があると規定。
労働局による指導はこの趣旨を踏まえ、女性の雇用の安定を図る前提で派遣契約の
解除を求めるものだったが、タイガーは契約解除だけを行い、女性を正規雇用
しなかったという。
提訴後、会見した女性は「話し合いにも応じてもらえず、悩みに悩んで提訴した」と話した。
タイガー魔法瓶の話 「訴状を見ていないのでコメントできない」
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)