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自殺防止活動に取り組む「東京いのちの電話」が試験的に実施しているインターネット相談の中間集計で、
自殺予告や、自殺を図っている最中の人など「自殺志向者」の割合が、電話相談の場合の二・五倍に上った
ことが二十四日、分かった。
中でも十代と二十代の割合が増加。「日本いのちの電話連盟」の斎藤友紀雄常務理事は「若者の自殺を
食い止めるには、電話より効果的」と話しており、サービス拡充のため、全国の相談センターに来月、正式に
協力を呼び掛ける。
東京いのちの電話は、全国の相談センターの中で初めてインターネット相談を実施。中間集計によると、
二〇〇六年十月中旬から十二月末までに受け付けた相談件数は三百五十四件、うち自殺志向者は百七件
(30・2%)だった。
その割合は、〇五年に電話で受け付けた相談件数(二万八千五百八十九件)に自殺志向者(三千四百三十六件)
が占める割合(12・0%)の二・五倍に達した。
インターネット相談による自殺志向者の年代別割合は、二十代が38・3%と最多で、三十代が28・0%、
四十代が19・6%、十代が10・3%の順。
これに対し、〇五年の電話相談の自殺志向者三千四百三十六件の年代別割合は、三十代が34・8%と最多で、
十代は1・8%、二十代は22・1%だった。
利用者からは「電話より敷居が低い」「文章にすることで落ち着けた」との声がある一方、「もう少し早く返信して
ほしい」との声があった。
同連盟によると、全国の相談センターが〇五年に受け付けた相談件数は七十一万四千百三十八件。
うち自殺志向者は四万五千六百五十件(6・4%)で、年代別では三十代(29・1%)が最多となっている。
東京いのちの電話のホームページアドレスは、URLリンク(www.inochinodenwa.or.jp)
ソース URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)