07/02/22 10:04:28 0
石原慎太郎都知事(74)の肝いりで開催され、どしゃ降りの都心を3万人が駆け回った
「東京マラソン」。世界選手権の代表選考会も兼ねたレースだったが、結局、内定条件を
クリアした日本人はゼロ。雨のせいで沿道の応援も少なく、話題になったのは最大7時間の
交通規制とトラブルばかり。いい思いをしたのは「成功だったと思う。やってよかった」と
自画自賛した石原都知事だけだったようだ。
都心の混乱はすさまじかった。通行止め道路は610本、標識変更は900カ所。何時間も
“封鎖”されたコースの沿道は、応援や見物と関係ない人まで規制され、「道を横断させろ!」
と怒鳴る通行人と大会関係者の小競り合いがアチコチで繰り広げられた。「人形の久月」など
商売あがったりの商店街も多い。都は「渋滞はなかった」と言うが、外出や車に乗るのを諦めた
人が多かっただけだ。
「3万人の参加者に合わせ、警備態勢も異常なものでした。動員された警察官5000人は、東京
国際女子マラソンの6倍以上。テロ対策のために爆発物処理班や警備犬も投入され、神社に臨時の
分署をつくった所轄まであった。都の職員やボランティアの数を含めると、総勢2万人規模になり
ました」(都事情通)
大雨の中、本当にご苦労さんだ。これほどバカ騒ぎした市民マラソンは前代未聞だが、世界選手権
の代表選考を兼ねた公式試合としては完全に空回り。それでも石原知事はウハウハだろう。今回の
レースの本当の目的は、4月の都知事選前の大宣伝。そのために使った都の税金はベラボーだ。
(中略)
時ならぬ大雨にたたられたのも当然か。
【2007年2月19日掲載記事】
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)