07/02/21 01:53:09 0
政治とカネの問題をめぐる論議に、一石を投じることになるだろうか。
民主党の小沢代表が、約4億1500万円にも上る2005年分をはじめ、
自らの資金管理団体の3年分の事務所費の詳細について、領収書や契約書を
含め公表した。
不透明な事務所費の問題は、昨年暮れ、当時の佐田行政改革相に端を発した。
行革相は「不適切な会計処理」を認め、辞任した。その後、伊吹文部科学相や
松岡農相、民主党の小沢代表や松本政調会長らの事務所費問題も明らかになった。
事務所費の詳細を公表したのは、小沢代表が初めてだ。小沢代表の場合、法律に
反しないとされるが、与党には、事務所費による不動産取得の是非を問題とする
主張もある。与党も、資料を点検し、不十分な点があれば追及すればよい。
(中略)
しかし、民主党もほめられた状況にはない。安倍内閣の支持率続落に伴い、自民党
の支持率も低下しているが、民主党の支持率も低迷し、自民党離れの有権者の受け皿
になりえていない。国会での民主党の存在感も希薄だ。
小沢代表の事務所費公表には、こうした民主党の現状を打開するテコにしたいという
計算もうかがえる。
それならば、民主党の角田義一前参院副議長の疑惑についても真相を調査し、明らか
にすべきだ。在日本朝鮮人総連合会傘下の団体から献金を受けた疑惑は、外国人や外国
人団体からの献金を禁じた政治資金規正法に反し、事務所費とは異質かつ遥(はる)か
に重大な問題だ。
角田前副議長の問題を放置することなく、厳正な対応を取ってこそ、民主党への信頼
も高まるのではないか。
■ソース(読売新聞)(中略部分はソースで)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)