07/02/19 04:17:58 PZGZUgZv0
合成の誤謬の問題でしょう。賃金が安ければ良いと言うのは、
個々の企業から見れば当たり前の事だけれども、社会全体から見れば、
購買能力のある人間の数が減少し、家族を形成して人口を維持する人間の
数が減る事になる。
長期的に見れば、今後数十年で若年労働力は激減し、中小企業などは、
若い人間など、とてもじゃないが採用できる状況などになくっている事だろう。
大企業ですら、自身を維持する労働力を確保できずに、倒産するところが
出てきても全くおかしくない。
こう言う問題は、競争では解決できない問題なのだから、法律によって
義務付ける以外に他に方法はない。法律によって義務付ける事によって、
企業は競合他社や消費者、株主等に気兼ねすることなく、労働者に
賃金を支払う事が出来るようになる。