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2007年2月18日(日)
漁具に巻き込まれ漁協組合長死亡
十八日午前十時二十三分ごろ、深浦町の艫作崎灯台から西南西約十九キロ沖合で、
岩崎村漁協所属の漁船「第8天正丸」（四・四トン）の伊藤正船長（61）＝深浦町
岩崎貝釜＝が、船上の漁具巻き揚げドラムに胴体を巻き込まれているのを僚船が発見、
同漁協を通じて青森海上保安部に通報した。
第8天正丸は僚船にえい航され、岩崎漁港に入港。伊藤さんは午後二時三十分、
医師により死亡が確認された。同海保によると死亡推定時刻は午前八時ごろ、
死因は頸部（けいぶ）圧迫による窒息死。
第8天正丸は伊藤さんが一人で乗り組み、タラ刺し網漁のため同日午前六時半ごろ、
岩崎漁港を出港。通常の帰港時間の午前九時を過ぎても帰らず、連絡も取れなかったため、
同漁協の僚船二隻が捜索していた。伊藤船長は同漁協の組合長。
東奥日報
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