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国営新華社通信(Xinhua)の報道によると、環境汚染や乱獲により激減
した魚種資源の増加を狙って、来年から年間600万匹の魚が黄河(Yellow
River)に放流される。
政府は、北部寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)の
黄河上流にある養殖場に300万元(約4600万円)投資したという。同通信
が地元当局者の話として伝えた。
国内では、環境面の大きな犠牲と引き替えに、20年以上にわたる急速
な工業化が果たされた。
政府によると、多くの都市はスモッグに覆われ、半数以上の河川が
深刻な汚染に見舞われている。
全長5400キロメートルで、国内第2の長さを誇る黄河は、最も環境被害
の大きい水路である。
国連環境計画(UNEP)は2006年10月、黄河と長江(Yangtze)が大量の
汚染物質を海洋に放出しているため、両河川河口域をデッドゾーンに
分類した。
文明発祥の地として知られる黄河の源流は北西部青海省(Qinghai
Province)のチベット高原(Tibetan plateau)。7つの省や地域を経由して、
渤海(Bohai Sea)に流れ込む。
写真は、黄河を下るバージ。
ソース(AFP BB News) URLリンク(feeds.afpbb.com)