07/02/18 17:03:19 dnM7LPpd0
★最低賃金が時給1000円になるとどういう事が起きるのか?★
【ケース1】 このままでは高騰してしまう人件費を削減するため解雇される従業員が続出する。
しかも時給は何年経っても1000円のまま、年功序列という言葉は完全に死語となる。
制度実施前は時給が上がれば消費が増え内需が拡大するはずと言われていたが
実際は解雇された人たちの分の消費が減ったため内需の拡大は相殺されてしまった。
結果経済は好転しないまま、職にありつけたワーキングプアと、職にありつけなかった
多くの失業者を生み出すに至った。
【ケース2】 良心的な社長のもと解雇する者は決して出さない方針を貫く。
しかしそのしわ寄せは今まで高額な時給を受け取っていた者に来た。
例えばそれぞれ時給1500円と時給500円で働いていた者はこの制度の導入後
どちらとも同じ時給1000円に調整されてしまった。
結果正規雇用者と非正規雇用者の間には今まで以上の埋めがたい溝が形成され
ワーキングプアは解消されるどころかさらに不安定な社会を形成するに至った。
【ケース3】 ギリギリの人員で踏ん張っていた中小企業は最低賃金の引き上げが致命傷となって
続々と廃業していった。その後誕生した同業者はコスト削減に徹底的に取り組んだ結果
より少ない人員でより効率的な生産を行える企業革命を達成することができ、その
分野での頂点を極めることに成功した。せしめた富は給与という形で少数精鋭の社員に
分割され士気の向上もとどまるところを知らなかった。しかしそれは同時に極めて
恵まれたごく一部の人間と大量の失業者を生むに至り、社会の二極化を促進していった。