07/02/18 04:06:44 AUCohzRH0
>>668
日本は第二次産業、すなわち製造業の国であり、
さらにいえばものづくり大国である。
この産業構造がなにを意味するかというと、
「生産拠点(本国)が貧乏で物価が安いに越したことはない」
ということ。
日本の大企業の典型的なビジネスモデルが、
「機械を作って、それを外国相手に売る」ことである以上、
生産コストである労賃は安ければ安いほどいい。
貧乏人が多くて困ることなど無い。
なぜなら、日本の高度経済成長は廉価な貧乏人労働力が
多かったゆえにささえられたわけだし、農業や製造業というのは
基本的に貧乏人が多い地域を目指す傾向がある。
だから貧乏人の多い中国に製造拠点を移す企業が後を絶たなかったのだ。