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★治安:「悪くなった」8割超が回答…内閣府世論調査
・内閣府は17日、「治安に関する世論調査」を発表した。84.3%が「この10年で悪くなった
と思う」と回答し、「よくなったと思う」は11.3%だった。前回04年の調査に比べ、「悪くなった」の
回答は2.3ポイント減り、逆に「よくなった」は4.2ポイント増えているものの、警察庁は「
『治安が悪くなった』との回答は8割を超えており、国民の体感治安の評価は依然厳しい」と
している。
同庁によると、刑法犯の認知件数は、96年は181万2119件だったが、02年にはピークの
285万3739件に増加した。03年以降は減少を続け、昨年は205万850件。認知件数では
治安は回復傾向にある。
調査は昨年12月、全国の20歳以上の3000人を対象に実施し、1795人(59.8%)から
回答を得た。
「不安になる犯罪」については「空き巣」53.1%▽「すり、ひったくり」50.0%▽「飲酒運転や
ひき逃げなどの交通事故」49.9%。昨年8月に福岡市で起きた幼児3人が犠牲になった飲酒
死亡事故をきっかけに飲酒運転が社会問題化したことを反映し「交通事故」の回答は04年7月の
前回調査より19.4ポイント上昇した。
「不安になる場所」については「インターネット空間」との回答が40.1%で、前回調査より
21ポイント増えた。増加するサイバー犯罪に対して国民の不安が広がっているとみられる。
また、「不安になる組織や個人」については59.9%が「情緒不安定な人やすぐにキレる人」と
回答し、最も多かった。
同庁によると、昨年の街頭での暴行事件は1万8812件で前年に比べ15.2%増加。同庁は
「ささいなことでキレる大人が増えている」と分析している。
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