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2007年2月17日(土)
国会での改憲の動き批判
草津の市民憲法講座で土井さん
滋賀県草津市の市立図書館で１７日、市民憲法講座が開かれ、元衆院議長の土井たか子さんらが
憲法改正の動きなどについて厳しい意見を交わした。
講座は、同市にゆかりのある元同志社大学長で憲法学者の故田畑忍さんの遺族から蔵書を受け、
「田畑忍文庫」を開設したのをきっかけに１９９６年にスタート。今回は、田畑さんに師事していた
土井さんと龍谷大名誉教授の上田勝美さんが「いま話し合う日本国憲法－田畑憲法学の視点から」を
テーマに対談した。
土井さんは高校の未履修問題で世界史などが履修されていなかったことなどを挙げ、「日本は
軍事国家ではなく、国同士のお付き合いの中で問題を解決する立場。憲法九条を生かすことが、
教育における政治の役割」とし、国会での改憲の動きを批判した。
集まった約１５０人の市民らは熱心に話を聞いていた。
京都新聞
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画像：憲法九条の意義などについて話す土井たか子さん（右）ら
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