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大阪空港に隣接する伊丹市の中村地区(約三・四ヘクタール)の移転
問題で、移転補償に合意した住民の新居となる市営桑津住宅の第一期
(五十戸、同市桑津四)がこのほど完成し、十六日午前、同住宅集会所
で藤原保幸市長から住民に鍵が渡された。
同地区は、戦前の空港拡張工事を契機に在日韓国・朝鮮人労働者ら
が定住。国有地の“占拠状態”を解消するため、二〇〇一年に国と地元
自治会が集団移転に合意し、補償交渉を進めてきた。
伊丹市によると、対象の二百八棟のうち、二百三棟が移転補償に合意。
残る五棟も契約に応じる意向を示しているといい、近く全棟の移転が
まとまる見通し。
鍵渡し式には住民ら約四十人が出席。藤原市長が「中村地区整備問題
の大きな節目になる。協力に感謝します」とあいさつ。住民らでつくる
「中村地区移転対策委員会」の丹山判同会長(63)は「長年の問題に
区切りがつき感無量。この日を待たずに亡くなった住民のためにも、
新居での生活をよりよいものにしたい」と話していた。
市営桑津住宅の第二期は来年春に完成し、四十五世帯が入居する予定。
ソース(神戸新聞) URLリンク(www.kobe-np.co.jp)