07/02/17 18:49:01 0
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18日午前9時、「東京マラソン」がスタートする。3万人が参加して最長7時間の公道封鎖で
展開する大規模マラソンだが、当日、都心に出かける人は、自動車でも徒歩でも相当綿密な
コース確認が必要になりそうだ。
それというのも、東京マラソンは規制時間が長いことに加えて、規制時間中は歩行者であっても、
規制路線を横断することができないからだ。
通常の市民マラソンでは、走者の流れの切れ目を見計らい、現場の警察官らが
歩行者の横断を許可することが多い。このような場合は、踏切で電車の通過を待つ時のように、
ある程度時間が経過すれば通行が可能となる。
ところが、警視庁はそうした例外を東京マラソンで認めることはしない。当
日の規制はスタート地点の東京都庁付近では早朝6時30分から始まり、
最も遅いゴール地点の東京ビッグサイト前では夕方4時40分まで続く。
これによって主要な幹線道路が3時間から5時間にわたって通行止めとなる。
この間は、規制路線だけでなく交差する幹線道路も寸断されることになる。
目の前に目的地があっても横断できない。迂回のためにかなりの時間を想定しておく必要がある。
また、いつもとは違った道路事情に見学する人も混乱しそうだ。
警視庁はすでにこうした問い合わせに忙殺されている。取材の問い合わせにも「今聞かれても、
回答できるのはマラソンが終わってから」(同広報課)という有様だ。
休日の都心の道路は混雑から開放され、つかの間の休息となるが、
この日ばかりはそうはいきそうにもない。《中島みなみ》
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