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【健康】がん以外にも禁煙の効果…心筋梗塞は喫煙をやめた直後からでもリスク下がる - 暇つぶし2ch1:依頼34@試されるだいちっちφ ★
07/02/16 23:20:22 0

★がん以外にも禁煙の効果

 たばこでがんになる確率が高まることは知っていても、喫煙はストレス解消など、ほかに良い面が
あるから、構わないと考えている人が意外と多い。確率的には低いが、吸っている人で長生きする人
や、吸わないのにがんになる人もいる。

 しかし、これまでの疫学研究からは、喫煙習慣が健康に良いという証拠は見つからない。
 生活習慣の中で、喫煙習慣は把握しやすい。食習慣や栄養などと比べ、あいまいな部分が少ない
のだ。まず、喫煙者と非喫煙者に分かれる。喫煙者を、喫煙本数と年数で掛け合わせた指標も病気の
発症確率の予測に有効だ。また、やめた人も、やめてからの年数で分けられる。
 結果もかなりクリアに出る。日本人のがんに関しては、喫煙者は非喫煙者の1・5倍程度かかりやす
い。われわれのコホート研究では、がんのほかに、寿命前の死亡、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)など
の循環器疾患、糖尿病などについて、約10年の追跡期間に、喫煙者は非喫煙者よりも、どれくらい
病気になりやすいかを調べた。
 喫煙者の寿命前の死亡リスクは、男性で1・6倍、女性で1・9倍になった。男性の喫煙者では、年数
と本数が多い人ほど高くなった。女性では吸っている人が少なかったので、それ以上の細かい分析が
できなかった。やめた人では、非喫煙者と、大きな違いがなかった。
 脳卒中については、男性で1・3倍、女性で2・0倍。心筋梗塞は非常に関連が強く、男女とも約3倍
高くなった。いずれも、1日当たりの本数が多いほどリスクが高くなる傾向があった。
 糖尿病は、1日20本以上の喫煙で、男性で1・4倍、女性で3・0倍だった。脳卒中や糖尿病では、
がんに比べて、女性のリスクの方が大きく出る傾向にある。

 禁煙した人のがんのリスクが下がっていくのには、何年もかかる。しかしながら、循環器疾患や糖尿病
ではそのペースは速い。特に、心筋梗塞は喫煙をやめた直後からでも、その効果があらわれると考えら
れている。

(国立がんセンター がん予防・検診研究センター 津金昌一郎)

産経新聞 (2007/02/15)
URLリンク(www.sankei.co.jp)


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