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「喉頭(こうとう)軟化症」というのどの病気で、たんの吸引が必要な東京都東大和市の
青木鈴花ちゃん(6)が4月、市立小学校に入学することが決まった。文部科学省によると、
たんの吸引が必要な児童が養護学校ではなく普通学級に入学するケースは珍しい。
市教委は今後、両親と受け入れ態勢を決めるが、本人に吸引させる方向で検討している。
鈴花ちゃんは、病気のため、空気を気管に通す器具をのどに装着し、
1~3時間ごとにたんを吸引する必要がある。
「看護師が付きっきりで看護できない」などとして保育園入園を拒否された鈴花ちゃんと
両親は一昨年11月、同市に入園を認めるよう求めて提訴。東京地裁は昨年1月、同市に
仮入園を認めるよう命令。昨年10月の判決でも、「身体的・精神的状態や発達は、障害のない
児童と変わりない」とし、看護についても「付きっきりの必要はない」と判断し、正式に入園を
認めるよう命じた。同市は判決を受け入れたが、小学校への入学については判断していなかった。
父親の繁宜(しげよし)さん(41)らは「自分でたんの吸引ができ、生活に支障もない。
入学を認めてほしい」と同市教委に相談。医師や学校長らでつくる就学指導委員会が
「就学に問題はない」と判断したことを受け、市教委は1月末に入学許可を出した。
文科省や「医療的ケア全国ネットワーク」(東大和市)によると、病気のため気管切開した
児童は、たんの吸引をする看護師や介助するスタッフがいないなどを理由に普通学校への
入学を認められない場合が多いという。主宰者の下川和洋さん(41)は「教育、医療的な
評価を踏まえた妥当な判断。病気で悩む子どもたちや家族にとって明るい材料になる」と語る。
現在通う市内の保育園では、鈴花ちゃん本人がたんの吸引をするのを禁じている。
このため、付き添いの看護師1人が、たんの吸引をしている。しかし、鈴花ちゃんは
自宅では、約3年前から自分で吸引しているという。(以下略)
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