07/02/10 12:05:59 0
横浜市にある美容外科診療所が実際にはしていない治療をしたように
見せかけて診療報酬を不正に請求した疑いが強まり、厚生労働省などは、
健康保険を使った診療ができる保険医療機関としての指定と、この診療所
を経営する医療法人の理事長の保険医としての登録を、いずれも取り消す
方針を固めました。
不正請求の疑いが持たれているのは横浜市泉区の美容外科、菅谷
クリニックです。厚生労働省などによりますと、菅谷クリニックは、レーザー
でほくろやニキビの跡を治療しただけなのに、健康保険が適用される
しゅようを取り除く手術や皮膚のひきつりを治す手術をしたなどとして
うその書類を作り、少なくとも数百万円の診療報酬を不正に請求したと
いうことです。このため、厚生労働省と、神奈川と東京の社会保険事務局は、
健康保険を使った診療ができる保険医療機関としての指定と、この診療所
を経営する医療法人の56歳の理事長の保険医としての登録をいずれも
取り消す方針を固めました。一方、理事長は「治療していないものを請求
したことは一度もない。健康保険を使う場合はきちんと患者に伝えている」
として不正請求を否定しています。理事長はかつて厚生省に勤務し、
診療報酬の不正を監視する部署にも在籍していました。厚生労働省などは
不正に受け取った診療報酬の返還を命じるとともに、この医療法人が
東京と神奈川で経営しているほかの5つの美容外科の診療所についても
詳しく調べることにしています。
ソース(NHKニュース)※ソース元に動画あり
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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