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★ジャガイモの不作続く 農水省、米国産ポテトチップス用ジャガイモの輸入再開決定
ジャガイモの記録的不作が続く中、農水省は、アメリカ産ポテトチップス用ジャガイモの輸入再開を決めた。
1月、カルビーは「ポテトチップス」30商品のうち10商品について、1袋あたりの内容量を2~7グラム減らした。
原因は、2006年の天候不順によるジャガイモの不足と全国的な農家の減少だった。
こうした中、農水省は7日、ポテトチップス加工用のアメリカ産ジャガイモの輸入を再開すると発表した。
病害虫の発生を受け、2006年4月からストップしていたアメリカ産加工用ジャガイモが、
再び日本に入ってくることになった。
カルビーのポテトチップスは、100%国内産ジャガイモへのこだわりから、100%純国産を貫いていて、
ポテトチップスのパッケージには、携帯電話を使ってアクセスするとジャガイモの産地や生産農家の
情報にアクセスできるサービスがついている。
このまま減量した状態を続けていくのか、アメリカ産を受け入れていくのかについて、カルビー広報室の
麦田裕之さんは「(輸入は)検討するということでいきますと、フィフティー・フィフティーかなという
気がしてます。(輸入しても)既存の商品に、国産原料を混ぜて使うといった使用方法ではなくてですね、明確に、
国産原料と分けた商品として、販売させていただくということになると思います」と話した。
今回の輸入再開は、アメリカからの強い要請を受けてのものといわれているが、
国内ジャガイモの7割以上を占める北海道の農家にも不安が広がっている。
JA北海道中央会の飛田稔章副会長は「一番恐れているのが、生食用(ジャガイモ)が、(輸入)解禁の対象になること。
(今回の輸入も)完全にね、安全だということを把握しているということではありませんし」と話した。
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