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東京都知事選(3月22日告示、4月8日投開票)で独自候補擁立を目指す
民主党がジャーナリストの鳥越俊太郎氏(66)に立候補を打診したが、
健康問題などを理由に断られていたことが9日分かった。3選出馬を表明した
石原慎太郎知事に対抗できる「本命」として期待していただけに、
同党の候補者選考は混迷の度を深めている。告示まで1カ月余りと時間切れが迫る中、
党内では「勝ちにいくなら菅直人代表代行しかいない」との声も強まっている。
鳥越氏は福岡県出身で毎日新聞記者を経てテレビの報道キャスターとなり、
「桶川女子大生ストーカー殺人事件」報道で01年の日本記者クラブ賞を受賞した。
関係者によると、菅氏らが出馬を要請し、鳥越氏もいったんは検討する姿勢を見せたが
「(任期の)4年間に責任を持てない」との回答があったという。
03年の前回都知事選で、同党は告示直前に立候補表明した評論家の樋口恵子氏を
支持したが、石原氏に300万票以上の大量得票で再選を許した。今回は与野党逆転を
目指す参院選を7月に控え、首都決戦で弾みをつけようと党外からの著名人擁立を目指してきた。
同党は東京都連のパーティーを開く今月28日を候補擁立のタイムリミットに位置づけ、
なお党外からの擁立を模索する構え。しかし、鳩山由紀夫幹事長は8日の講演で
「政治家以外でどなたも出馬していただけないなら国会議員の中から選択する状況になる」と述べ、
選考対象が党内に移る時期が迫っているとの認識を示した。
ただ、菅氏は8日の記者会見でも「立候補する意思はない。可能性も全くない」と否定。
元NHK解説委員の小宮山洋子衆院議員(58)や元フリージャーナリストの円より子
参院議員(60)らの名も浮上しているほか、東京都杉並区の山田宏区長(49)を推す声も
保守系議員の間にあるが、決め手に欠ける状況だ。【須藤孝、葛西大博】