【決戦!都知事選】民主党の”本命候補”は鳥越俊太郎(66)だった! しかし断られ「もう菅氏しかいない」at NEWSPLUS
【決戦!都知事選】民主党の”本命候補”は鳥越俊太郎(66)だった! しかし断られ「もう菅氏しかいない」 - 暇つぶし2ch870:名無しさん@七周年
07/02/10 11:20:24 QxvfLR5Y0
日本経済新聞 2003年4月6日
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 民主党代表の菅直人や幹事長の岡田克也、都連会長の海江田万里らによる樋口
支援が熱を帯び始めた。
 「吉祥寺の勝手連として応援に来ました」
 菅は3日、地元・武蔵野市のJR吉祥寺駅前で、こう口火を切った。6日の
選挙サンデーも、菅は吉祥寺から立川まで樋口に同行、数か所の街頭でマイク
を握ったが、「民主党」の名は出さなかった。
 7日には菅に近い衆院議員の山花郁夫、石毛■子が樋口遊説に付き添った。
岡田も同じ日、新宿駅前の樋口事務所を激励に訪れた。
 菅らが樋口支援に本腰を入れ始めたのは、市民団体を中心とする運動で石原
に戦いを挑んでいた
樋口が「今のままでは限界もある」と協力を要請してきたのがきっかけだ。
しかし、それ以上に党内事情が大きく絡んでいる。
 民主党は菅が一時、独自候補擁立へ意欲を明らかにしながら、断念に追い込
まれるなど候補者選びで迷走した。市民団体が樋口を擁立すると、菅が期待感
を示し、樋口は3月19日に出馬表明。ほぼ同時刻、民主党都議22人のうち
8人が菅に反発するように、石原支援を宣言した。
 この動きとは別に、民主党都連の一部には「樋口は革新色が強い」との慎重
論もあったが、党本部は25日、菅主導で、樋口に乗った。その際、政党色を
嫌う樋口の求めで、推薦ではなく、党の規約にない、拘束力の弱い「支持」に
とどめたことが党内に一層の混乱を招いた。
 「政党を堂々と名乗れない選挙なんか誰が手伝うか。執行部はどうせ処分で
きない」
 党内保守系の国会議員の1人はこう吐き捨て、樋口のポスター張りへの協力
を拒否した。実動部隊である都連の動きも鈍い。
 都議会民主党は3日、石原支援の都議8人中、役職にあった5人の解任や
役職停止などの処分を決め、党内引き締めと巻き返しを図った。菅が「惨敗
すれば、責任を問われかねない」(周辺)と危機感を強め、その3日に樋口
支援の遊説をスタートさせたのは偶然ではない。


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