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母親を殺害遺棄 男に無期懲役
去年、東京・清瀬市の団地で69歳の母親を殺害し、遺体を床下に隠したうえ現金を奪ったとして
強盗殺人などの罪に問われている男に対し、東京地方裁判所八王子支部は「冷酷かつ非情な犯行だ」
として、無期懲役の判決を言い渡しました。
この事件は、去年7月、東京・清瀬市の団地「清瀬台田住宅」の3階に住んでいた無職、市川浩史被告
(46)が、1階に住んでいた69歳の母親の首をひもで絞めて殺害し、遺体を布団圧縮袋に詰めて
床下に隠したうえ、現金およそ10万円を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われているものです。
市川被告は、さらに、母親から奪ったキャッシュカードで現金およそ120万円を引き出したとして、
窃盗の罪にも問われています。9日の判決で、東京地方裁判所八王子支部の小原春夫裁判長は「被告は、
パチスロなどの遊興費のために借金を重ね、母親に金を無心したが断られて犯行に及んだ」と指摘しました。
そして「変わり果てた母親の姿を目の当たりにしながら、発覚を免れようと遺体を遺棄するなど、自分を
慈しんでくれた母親に対する思いやりのかけらも見いだせず、冷酷かつ非情な犯行だ」として、求刑どおり
無期懲役の判決を言い渡しました。
NHKニュース 2月9日 16時21分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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