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首相「拉致問題の前進なければ支援なし」・対北朝鮮
安倍晋三首相は８日夜、同日北京で再開した北朝鮮の核問題を巡る６カ国協議に関し
自民党の山崎拓氏が同日の派閥の総会で「北朝鮮の核放棄に対する見返り支援は
国際協調で足並みをそろえるべき」と述べたことについて、「まさにこれから真剣な協議を
しなければならない。
予断を持って中身についてコメントすべきではない」と不快感を表明した。
その上で、「拉致問題が前進しない限り支援には応じられないとの基本線は変わらない」
との考えを改めて強調した。
６カ国協議に対する期待に対しては、「北朝鮮が核放棄に向けて具体的な行動を取ることを
強く促していきたい。そういう結果が出るよう全力を尽くす」と述べた。
首相官邸で記者団の質問に答えた。〔ＮＱＮ〕(20:07)
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