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民主党の小沢一郎代表が年始から中断していた参院選の「1人区行脚」を再開した。
柳沢伯夫厚生労働相の辞任を求める審議拒否戦術を主導した小沢氏だが、今後は国会
対応は菅直人代表代行らに委ね、参院選準備に専念する方針。無党派層の動向が改めて
注目される中、あくまで地道な「どぶ板」戦術を重視する小沢流に徹し、各地で農業
関係者や中小企業経営者とミニ集会を開くことも計画している。
「日本人はほとんどが無党派ではないか。1人区を回っていると自民党王国とか言う
けど、きちんと我々がアプローチをしていないだけだ」。小沢氏は6日、日本記者クラブ
の記者会見でこう語り、地道な選挙活動こそ無党派対策になると強調した。1月は党大会
や代表質問の準備のため行脚を控えていたが、「今月も来月もほとんど月の半分以上、
地方に出る」と「宣言」。今月は2日の福井を皮切りに5日に愛媛、6日に山形入りし、
候補者の擁立や支援に精力的に動き回っている。
今夏の参院選で小沢氏の掲げる与野党逆転を実現できるかは、29ある改選数1の
1人区の勝敗がカギを握る。これまでに社民党などとの統一候補を立てる秋田、富山、
沖縄を含め22選挙区で候補者が確定。特に、地元の東北ブロックに関心を寄せ
「東北は四つの1人区がある。弱者切り捨て政治のマイナスの影響を強く受けている
地域だ」と強調。週明けには青森、秋田を訪れる。
■ソース(毎日新聞)【葛西大博】
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