07/02/06 22:45:31 0
ゴルバチョフ氏、ゲイツ氏に「ソフト違法コピーに情けを」
2007.02.06 Web posted at: 21:38 JST - CNN/REUTERS
URLﾘﾝｸ(www.cnn.co.jp)
モスクワ─
旧ソ連・初代大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏が５日、米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長に向け、
ロシア国内でソフトの違法コピーを使っていた教師に代わり、寛容な処分を求めるとの声明を発表した。
ロイター通信によると、ウラル山脈地方の小さな村の学校で、違法コピーのソフトを使用していた
ことが判明。マイクロソフトが苦情を申し立て、地元の検察が著作権侵害の疑いなどで、校長を告訴
していた。
ゴルバチョフ氏は、自身が創設した慈善団体のウェブサイトに、声明を投稿。教師が、コピーしたソフト
ウエアの使用が犯罪だとは知らなかったとした上で、「この教師は自分の人生を教育と子どもたちに
捧げており、受け取っている給与も高くなく、マイクロソフトのような企業の社員と比べられるものでは
ない。この教師は今、シベリアにある刑務所に入れられてしまうのではないかと恐れている」と述べている。
また、「我々はマイクロソフト社のプログラマーの技術に、敬意を持って接している。また、著作権を
侵害するような行為は、罰せられるべきだと思う。しかし、今回のケースに限っては、寛大なる視点で
対処し、訴えを取り下げてもらいたい」としている。
ロシアは現在、世界貿易機関（ＷＴＯ）加盟に向け、ソフトの違法コピーなど、海賊版の品々に対する
取り締まりを強化している。