07/02/06 13:53:09 0
・4月の東京都知事選に向けた候補者擁立なども含め、鳩山由紀夫幹事長を直撃した。
「2勝したかったが残念だ。ただ、愛知県知事選で善戦できた。候補者の魅力が短期間で
伝えきれなかった部分を柳沢氏が埋めてくれた」
鳩山氏は開口一番、与党の絶対優位とされた同県知事選で肉薄したことについて皮肉を
込めて“柳沢効果”を強調。「単に日本の閣僚の軽率な発言ということでは済まされない。
世界の中で日本の政治がバカにされる」と怒りをブチまけた。
審議拒否が選挙で功を奏したのか、マイナスに働いたかは微妙なところだが、「野党として
審議拒否はしたくない。与党の方がメディアの露出度は常に高く、国会論戦は野党にとって命。
抗議の意味で行っており、私自身もつらい話だ」と苦しい胸の内を吐露した。
今後の焦点は審議復帰のタイミングだが、「その時期にきている。これからは戦略を転換して
議論を通じて安倍内閣の非を明らかにしていく」と語った。
さらに、引責辞任した佐田玄一郎前行革担当相の疑惑なども追及していく方針といい、
「スキャンダル追及だけが国会の場ではないが、まずは政治不信を払拭させる国会論戦が
行われなければ」とも。
そこで気になるのが、同党の小沢一郎代表の資金管理団体が4億円超の不動産を購入し、
事務所費として計上していた一件。小沢氏は衆院本会議の代表質問で「領収書、関係書類も
含め、いつでも公表する用意がある」と述べ、安倍内閣の閣僚らに事務所費明細の公開を
迫ったが、いまだに公開はされていない。
しかし、鳩山氏は「何もないときに出すよりも、タイミングを計って出すほうが効果的。
遠からぬうちに出すでしょう」との見通しを示すとともに、小沢氏が「自民党が出さないから、
(自分も)出さないとは一言も言うつもりはない」と語ったことも明かした。
民主党にとって悩みの種は、選挙の際の候補者不足。なかでも都知事選の候補者選考が
難航していることだ。
鳩山氏は石原慎太郎知事について、「もともと評価していない。他人や他国を見下すような不遜な
部分がある。一方で、自らのファミリーには甘い」とバッサリと切り捨てる。(抜粋)
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