07/02/06 10:41:57 BfgUEJgP0
第三国人について
戦前の池袋といえば駅から僅か六百メートルの距離に、
刑務所があったほどの場末のさびれた所でした。
敗戦後は駅の西口に闇市が栄えそこを縄張りとするヤクザの極東組と、
電車やバスの無賃乗車をしたり、闇市で品物を買っても代金を支払わないなどの無法な振る舞いをした第三国人の朝鮮人との抗争事件が多発しました。
(朝鮮人とは朝鮮半島出身者のこと)
石原東京都知事の第三国人発言が以前問題になりましたが、
敗戦直後の世相を知る同年代の者にとって、第三国人とは朝鮮人に対する差別的発言ではなく敗戦直後には朝鮮人自身が、
俺達は第三国人だから、日本の法律に従う必要がない
と特権を主張した時の言葉です。
彼等はあたかも戦勝国の一員であるかの如く振る舞い、やりたい放題の無法行為を重ね、社会の治安を乱しました。
しかし占領軍から「第三国人は日本の法律に従え」という命令が出て、彼等に対する警察の取り締まりが厳しくなり無法行為も次第に陰を潜めました。