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★米・イラク軍、民兵掃討作戦を準備
【カイロ＝金沢浩明】イラクに駐留する米軍とイラク軍は5日、首都バグダッドでの
大規模な民兵掃討作戦に向け各地区で米兵の配備を本格化するとともに、イラク軍の
ガンバル中将が作戦の司令官に就いた。またイスラム教シーア派の反米指導者
ムクタダ・サドル師率いる民兵組織の幹部を殺害したと発表した。
米軍関係者はまもなく大規模作戦を始めると述べており、首都の緊張は高まっている。
米軍によると殺害したのはサドル師傘下の民兵「マハディ軍」のハマダニ氏で、
過去の米兵に対する攻撃などを指揮していた人物だという。
米国は先月、軍の2万人強の増派やバグダッド治安回復作戦を発表。
イラク政府は首都を９地区に分けて１地区ずつ封鎖し、
「シーア、スンニなど宗派や民族に関係なくすべての武装勢力を解体する」方針を打ち出した。
日経新聞 URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)