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★性感染症:防止へ「エッチの掟」 専門医らがDVD
10代後半から20代前半を中心に性感染症(STD)の増加がとまらない。とりわけ不妊症の原因にもなる
性器クラミジアは、20代前半女性の15人に1人が罹患(りかん)しているとみられ、爆発的な感染拡大も
懸念されている。危機感を強める専門医や医療関係者はDVDや冊子などを作り、STDの感染防止に
懸命になっている。【小川節子】
STDは性行為によって感染する病気の総称で性器クラミジア、ヘルペス、淋病(りんびょう)、エイズなど
がある。特に性器クラミジアは国内で最も感染者が多いSTDで、専門家の間では20代前半の女性の15人
に1人は感染者と推定されている。一般的には女性の約80%、男性の約50%に症状が出ないため、本人が
気がつかないままパートナーにうつしていることが多い。
(中略)
昨年5月には医療関係者らが「STOP!STDを考える会」を設立。若者に感染を自分の問題ととらえてもらう
ためDVD「エッチの掟(おきて)」を製作し、無料貸し出しを行っている。
DVDはドキュメンタリータッチの50分のドラマ。高校生のケイスケとカナエが交際を始め、セックスをする。
ケイスケはコンドームはつけていなかったが、ある日、ケイスケにSTDの自覚症状がでて、病院へ。それを知っ
たカナエは……とのストーリーで、STDの種類や症状などの医療情報が盛り込まれている。
このDVDの中には、AV監督やレディースコミックの漫画家へのインタビューもある。「(漫画の中で)本当は
コンドームをつけるシーンを描きたいが、紙面や時間の関係でカットせざるを得ない」と語り、正しい性知識の
必要性を訴えている。
(中略)
産婦人科医の家坂清子さんは「特定の相手でもコンドームをつけずにセックスすればSTDにかかる危険性は
ある。とりわけ男性は『いつでもどこでもコンドーム』が当たり前になるといいですね」と話している。
毎日新聞 2007年2月5日 東京朝刊 ※全文は元記事で
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