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・電車内で痴漢行為をしたとして公判中の元早大大学院教授植草一秀被告(46)に1日、
思わぬ“援軍”が現れた。
米経済誌「フォーブス」の元アジア太平洋支局長のベンジャミン・フルフォード氏。
多くの著書で日本の暗部に切り込んできたフルフォード氏は、植草被告の痴漢逮捕事件
にも強い関心を持ち先月末、同被告に会ったという。取材に応じた同氏は強い口調で「私も
最初は『懲りない人』だと思った。しかし、周辺の状況を取材してみると、あまりにもおかしな
偶然が重なっていることに気付いた。今は、彼は国策捜査で逮捕された可能性が高いと
考えている」と話した。
同氏によると、植草被告は政府関係者、米ファンドなどが絡んだ大手銀行株をめぐる
インサイダー取引疑惑について調べていたという。「国策逮捕」の背後には、その疑惑が
公開されることを恐れる米国関係者や政府関係者がいると推測しているというのだ。
同氏は「(植草被告は)この疑惑についてネットで書いた直後、痴漢容疑で逮捕された。
また逮捕時、疑惑の告発本を出版しようとしていた。さらに最近、この疑惑を調べていた
国税庁関係者が植草被告に似たわいせつ事件で逮捕され、疑惑に関連する記事を書いた
ある記者が直後に不審死した。この疑惑にまつわる『偶然』があまりにも多過ぎる。非常に
怪しい」と続けた。
植草被告はこの疑惑に関する告発本を3月にも出版する意向を同氏に明かしたという。
植草被告は逮捕直後自殺を図ったとされるが、同氏は「彼は私に『自殺するつもりは全く
ない』と言いました。自殺に見せかけて殺されることを恐れているからです。彼は日本の
経済の裏を暴くことをあきらめていません」と話した。
フルフォード氏は自身の公式ブログに「もし彼(植草被告)に何か起これば、アメリカの
息がかかった勢力だと思ってください」とまで書いた。同氏も3月ごろ、この疑惑をテーマと
した本を出す意向で「この件は、今までで一番危ない取材と感じている」と話した。
果たして植草被告の「大逆転」はあるのか?(一部略)
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