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部落解放同盟県連(渡辺秀明委員長)は4日、新潟市で2007年の「荊冠(け
いかん)旗開き」を開いた。県連役員や自治体、教育関係者ら約160人が参加し、
差別問題根絶に向けた取り組みの強化を誓い合った。
来賓の国会議員を前に、渡辺委員長はあいさつで「国会でなかなか進まない
人権問題に結果を出してほしい」と人権擁護法の早期成立を求めた。県内にお
いても「同和教育をしているつもりが、逆に差別を助長しているケースがある」
と指摘、教育現場での一層の取り組みを訴えた。
続いて富山国際大学の藤野豊教授が「ハンセン病と部落差別」をテーマに講
演。日本が戦前、軍事国家に突き進む課程の中で「部落差別とハンセン病患者
の隔離政策が密接にかかわり合うようになった」と述べ、「ともに差別の連鎖
を断つために立ち上がろう」と訴えた。
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