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愛知県知事選は4日投開票され、現職の神田真秋氏(55)が前同県犬山市長の
石田芳弘氏(61)、元愛労連議長の阿部精六氏(67)を破り3選を果たした。
主要政党の相乗りが崩れて32年ぶりに本格的な与野党対決選挙となり、
各政党は4月の統一地方選、夏の参院選につながる政治決戦の前哨戦と
位置づけ総力戦を展開。特に石田氏を擁立した民主は、党本部の相乗り禁止方針に
沿って対決構図を作りあげただけに、民主王国と呼ばれる愛知での敗北は参院選に
影響を及ぼしそうだ。
神田氏は、愛知万博、中部国際空港の2大事業の実施など2期8年の実績を強調。
「元気な愛知を変える必要はない。今を越えよう」と現路線の継続を訴え、
堅実性を好むとされる県民の幅広い支持を集めた。序盤から安定した優位な戦いぶりで、
他候補の追随を許さなかった。神田氏を推薦した自民、公明両党は徹底した組織選挙を展開。
延べ200人以上の国会議員を投入するなど票固めを進めた。
民主党などが擁立した石田氏は、市長時代に評価を受けた教育改革を全県に広げ
「日本一の教育県にする」と主張。マニフェストを同知事選で初めて提示するなど
無党派層の獲得を狙ったが、知名度不足が響いた。選挙戦終盤では、
柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言をとらえ女性層への浸透を図ったが、
巻き返すに至らなかった。
共産党の推薦を受けた阿部氏は、選挙母体「革新県政の会」が一時、
石田氏との共闘に動き、擁立の遅れが最後まで響いた。【清藤天】
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