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★「あるある」ディレクター「都合いい史料探せ」─元スタッフ証言、ネットから流用
関西テレビの情報番組「発掘!あるある大事典2」の納豆のダイエットを巡るデータ捏造問題で、
制作に携わった元スタッフが3日までの共同通信社の取材に制作時の状況を証言した。
資料は「都合のいいグラフをネットで探してきて」と指示し、条件に合うものを流用していたという。
証言によると、納豆ダイエットを扱った今年1月7日放送分のVTRが編集されたのは東京都内の
貸しスタジオ。昨年12月14日夜から16日午前にかけ、孫請け制作会社(東京)のスタッフら数人が
泊まり込みで作業した。
関西テレビがでっち上げを認めている米教授の日本語字幕は、
ディレクターが「(ダイエット効果のある)DHEAを増やすことが可能」などと口頭で一方的に指示。
教授の肉声は聞き取りにくく、ディレクターの説明のまま文字を打ち込む作業となった。
発言を訳したメモなどもなく、字幕の内容を点検した形跡はなかったという。
ディレクターは、DHEA分泌が加齢とともに減少するというグラフを見つけるよう要求。
最終的に「OK」をもらったのは通信販売サイトにあったグラフだった。
番組を見た元スタッフは「使用許可を取ったのだろう」と思ったという。
しかし、関西テレビは問題発覚後の記者会見で「許可を得ずに引用した」と説明した。
裏番組の改編期で視聴率の取りやすい放送日に当たっていたため、
ディレクターは「20%を超えたい」と発言していた。(共同)
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