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キャンベラ─オーストラリア南東部ニューサウスウェールズ州で1月末、パラグライダーで
上空を飛行していた英国人女性が、空中で2羽のオナガイヌワシに襲われ、危うく墜落する
恐れがあったことが、明らかになった。襲われた女性が2日、ロイター通信にその様子を語った。
ニッキー・モスさん(38)は、英国でもトップクラスのパラグライダー選手で、1月28日に
同州北部のマニラで開かれた大会に出場していた。
ところが、上空2500メートル付近を飛行中、2羽のオナガイヌワシが襲撃。そのうち1羽が
モスさんのパラグライダーにからまり、鋭いかぎ爪でモスさんの頭や顔、パラグライダーの
キャノピー(翼)部分をひっかいたという。
もう1羽も攻撃を続けていたが、地上100メートル付近で、パラグライダーにからまっていた
1羽が逃げ去り、オナガイヌワシのなわばりからモスさんが離れたと判断したのか、飛び
去っていったという。
オナガイヌワシは、オーストラリア最大の猛禽(もうきん)類で、羽根を広げた大きさは
約2メートルに達する。
オーストラリアでパラグライダーの経験がある男性は、ワシが人間を襲うことは非常に珍しい
とした上で、モスさんが飛行した場所は人間があまり飛ばない場所で、オナガイヌワシが
人間に慣れていなかったのではないかと話している。
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