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★「格差の存在は事実」自民・青木氏も首相に苦言
自民党の青木参院議員会長は３０日の代表質問で、「政府は『格差』という言葉を避けているが、
格差が存在することは紛れもない事実だ」と指摘し、「格差」問題に正面から取り組むよう
安倍首相に迫った。
実際、首相は施政方針演説でも「格差」という言葉は使っておらず、青木氏は夏の参院選を控え、
「『格差はありません』では選挙を戦えない」（参院幹部）という危機感から首相に苦言を呈したようだ。
ただ、首相は「格差が不公平、不公正な原因の結果、生まれたものであってはならない。
成長力の強化を進め、経済全体の底上げを図る」と、持論の成長戦略で格差問題も乗り切る考えを
繰り返しただけだった。
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