07/02/01 23:09:44 0
先日、サイト宛に「自分はフランスの新聞 "Liberation" の記者で、今度あなたのフランス語版
『闘技場?アリーナ』のレビューを書きたいんだが、誌面にあなたのサイトにある "Parasite" って
絵を使いたい。印刷用の高解像度データを送ってくれないか?」という英文メールを貰いました。
で、はて「リベラシオン」って、どっかで聞いたような……とか考えて、思い出してビックリ。
リベラシオン紙って、有名なフランスの左派系新聞じゃないっスか! しかも、確か創刊時には
サルトルが関わっていたんじゃなかったっけ?
でもまあ、一般の新聞だろうがゲイ雑誌だろうが、マンガを紹介してくれるのはありがたいんで、
「いいけどちゃんとコピーを一部送ってね」と返信したわけです。サイトにアップしている
"Parasite" はラフ画だったから、着色して完成したバージョンと二点送って、「好きな方を
使っていいよ」とも書き添えました。
で、数日前、フランスから大きな紙封筒が届きました。開けてみたら、新聞が入ってた。
見覚えのあるロゴ。やっぱり、あのリベラシオン紙。2007年1月25日号。うむむむ、
半信半疑だったから、けっこうビックリ(笑)。
で、例の記事はどこじゃらほいと探して、見つけて更にビックリ。うん、確かにフランスのH&Oから
出ている "Arena" のレビューらしき記事と、私が送った完成版の "Parasite" が載っているんですが
……あたしゃてっきり、絵の一部だけを使うとかだと思ってたんですが、ノートリミングの無修正で、
しかもけっこうデカデカと載っている。
あの……この絵、チンチンもキンタマもモロ出しで、包皮のシワから血管までクッキリ描いているん
ですけど……オマケにアヌスもこじ開けられていて、直腸の内側の肉ヒダまで描いているんですけど……。
いいなぁフランス。もう二十年も日本の法律や出版社の自主規制のおかげで、絵画における
性器の露出やら表現のタブーやら、創作上の制約のアレコレに悩まされてきた身なので、
なんだかフランスに移住したくなってきた(笑)。(一部略)
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