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2007年1月31日に朝日新聞社がウェブサイトに掲載した記事が、
同1月27日に読売新聞に掲載された記事の盗用だったことがわかった。
1月31日のJ-CASTニュースの指摘に、朝日新聞社が盗用を認めた。
問題となったのは、朝日新聞社のウェブサイトに1月31日0時過ぎに
掲載された「寒風にさらし『かんもち』作り最盛期」とのタイトルで、
富山県立山町でのもちづくりの様子を伝える記事。これが、1月27日
付けの読売新聞の表現と酷似していた。
朝日新聞社広報部によると、記事を書いた記者は「一度記事を書き、
読売新聞の記事を見ながら修正を加えた」などと話し、盗用を認めているという。
同社は、2月1日昼過ぎに読売新聞に対して謝罪を行ったといい、
同日19時30分から、東京・築地の同社東京本社で謝罪会見を行う。
以下は、盗用した記事(朝日)と盗用された記事(読売)。
(朝日、1月31日掲載)
「赤、黄、緑など色とりどりのもちを北アルプス・立山連峰から吹き下ろす
寒風にさらす「かんもち」作りが、富山県立山町で最盛期を迎えている。
富山湾特産のシロエビや昆布を練り込んだり、赤カブやクチナシなどで
染めたりしたもちを短冊状に切り、ひもでつないで室内につるす。
1カ月ほどさらすと豊かな風味が引き出されるという」
(読売、1月27日掲載)
「黄、赤、緑など色とりどりのもちのカーテンを北アルプス・立山連峰からの
寒風にさらす「かんもち」作りが、立山町で最盛期を迎えている。富山湾特産の
シロエビや昆布を練り込み、クチナシや赤カブなどで黄や赤に染めたもちを、
長さ10センチ、幅4・5センチほどの短冊状に切り、ひもでつないで窓を
開けた室内につるす。1か月ほど寒風で乾燥させると、もちの豊かな風味と
色が引き出され、サクサクとした食感が生まれるという」
URLリンク(www.j-cast.com)