07/02/01 12:38:58 0
大阪府が大阪市内に所有する土地に、無断で民家が建てられている問題で、府は問題の
民家を不法占拠だとして、土地を売却する方針を固めました。しかし、この民家の所有権を
主張する不動産業者もいて、売却がスムーズに進むかは不透明です。
大阪市西区の江之子島は、明治時代に大阪府の最初の庁舎が建てられた府有地で、
府は周辺の土地1.5ヘクタールの売却を検討しています。
しかし一部には、1950年代から戦争で被災した人たちが無断で家を建てて住み、
問題になっていました。
これらの民家は、ある不動産業者がかつての住民から建物を買い取って立ち退かせ、
登記簿上はこの業者が所有していることになっています。
「今さら『不法占拠やから出て行け』では、筋が通らんでしょう。なんで不法占拠なら、
登記を許したのか」(民家を買い取った業者)
府が、長年不法占拠を黙認してきたツケともいえますが、府は今回、立ち退き交渉を行わず、
民家を残したまま土地を売却し、売却先の業者に立ち退き訴訟などの解決を依頼する方針です。
しかし、なぜこうしたことになったのか。
業者はこう話します。
「ヤクザやと思われてる。さらに『不法占拠』。ヤクザが不法占拠してると思われてる」
(民家を買い取った業者)
こうした土地に買い手がつくかどうかは不透明ですが、府は75億円程度の売却額を
見込んでいます。 (01/31 19:26)
MBSニュース - 関西 -
URLリンク(www.mbs.jp)