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★安倍首相「5月訪米花道論」も
・柳沢伯夫厚生労働相(71)が女性を「産む機械」と発言した問題で31日、自民党内から
柳沢氏の辞任を求める声が公然と出始めた。世論の批判が高まり、参院選への影響を
懸念する参院を中心に「もうかばいきれない」「自発的に辞めるべきだ」との批判が出た。
矢野哲朗参院国対委員長(60)は、塩崎恭久官房長官(56)らに「このままでは来年度
予算案の審議はもたない。参院選を前にマイナスになるような国会運営はできない」と、
辞任を含む対応が必要と迫った。
佐田玄一郎前行革担当相(54)の辞任から約1カ月で、再び閣僚が辞任すれば政権基盤が
崩れる。中川秀直幹事長(62)は青木幹雄参院議員会長(72)と会談、表向きは「辞任の
必要なし」としているが、柳沢氏をかばっているのは安倍晋三首相(52)だけ。4日の愛知県
知事選、北九州市長選の結果次第では、週明けに辞任論が再燃しそうだ。
批判の矛先は、安倍首相本人にも向かっている。この日参院本会議で、4度陳謝した
首相は、党内に辞任要求を控えるよう指示したが、笹川堯衆院議員(71)は「小泉さんなら
(更迭を)やっているだろう」と決断力に疑問を呈した。党内では、今回支持率がさらに
下がれば内閣改造では政権がもたないとして、首相の「5月訪米花道論」までささやかれている。
野党はこの日、柳沢氏の辞任を求めて予算委員会を欠席。「柳沢氏をかばう安倍首相の
人権意識も同じ」と、首相の責任追及にも重点を置き始めた。社民党の福島みずほ党首
(51)は2日に外国人特派員協会で会見し、海外メディアに「日本の恥」を発信し、政権を
追い込む考えを明かした。
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