07/02/02 03:43:46 VWKt80e+0
蟹工船の悲劇を救うのは、短期的には労働運動かもしれませんが、
中長期的には、誰でもいいから、「もっとましな船主」が登場することであり、
しかし、これを「乗っ取り」によって目的を果たそうとするのが共産主義者の悪い点であり、
乗っ取った後は、しかし例えば盗んだ自転車など大切に扱うわけもなく、ボロボロにすぐ使い捨て、ものの数年で、かに缶など作れなくなってしまいます。
どうせもらえる給料が少ないんですから、小さくても新しい蟹工船をつくれば、中古の蟹工船でも買い入れて修理して使う、そしてそれが「資本家船主」を追いつめることになる、これが自由主義です。生産的ですね。だから富むのです。
船主が蟹工船組合を結成して、漁港から新規蟹工船を締め出す、安全性がどうのこうの言って小型蟹工船を法律で禁止する、等々の規制こそむしろ、この自由主義の良い循環を止めてしまいます。