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★<春暁ガス田>供給開始と香港紙が報道 日本は事実確認へ
・香港の中国系有力紙「大公報」(電子版)は31日、日本が主張する排他的経済水域
(EEZ)の境界、日中中間線にまたがる「春暁ガス田」(日本名・白樺)で天然ガス生産が
始まり、中国沿海部の浙江省に既に供給されていると報じた。同省政府の報告書を根拠に
しており、中国単独での開発中止を求めている日本政府は、外交ルートを通じて中国側に
事実確認を求めている。
春暁は東シナ海最大の埋蔵量が見込まれている。同紙によると、浙江省の政府機関が
同省の議会にあたる第10回人民代表大会第5次会議に提出した「06年および07年の
国民経済・社会発展執行報告・計画書」に、同省寧波―紹興間の天然ガスパイプラインが
06年に完成、天然ガス供給が始まったと記載されているという。春暁での生産開始を
初めて確認した公文書と同紙は指摘している。
春暁については昨年7月下旬、中国政府幹部が現地視察し「全面的な開発・生産段階に
入った」と述べたと開発会社の中国海洋石油(CNOOC)がホームページで公表。しかし、
日本政府の抗議などを受けて記述が削除された。一方、同紙は昨年9月に春暁から海底
パイプラインを通じて寧波の処理施設へ供給が始まったとしている。
東シナ海のガス田共同開発をめぐる政府間協議は昨年7月以降中断。フィリピン・セブ島で
先月開かれた日中首脳会談では協議を加速することで合意したが、中国外務省は、春暁は
自国領海内であり「協議の対象外」との立場で、開発の進ちょく状況などについても確認を
避けている。
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