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・静岡県浜松市で99年に女子高校生がひき逃げされ死亡した事件で、日本政府の要請を
受けたブラジル・サンパウロ州検察庁に起訴された日系ブラジル人、ヒガキ・ミルトン・ノボル
被告(31)が朝日新聞の取材に応じ、「何度も謝りに戻りたいと思ったが、幼い子どもを
養っている状況で、逮捕されることはできなかった」と話した。
「なぜ車を止めなかったのか、自問自答してきた。今なら、ちゃんと止めて救護するだろう」。
ヒガキ被告は振り返った。 だが、実際には現場から逃亡した。「追いかけてくる人を見て、
これまで日本で受けた差別が頭に浮かんだ。殴られるかもしれない、何が起きるか分からない
と思い、怖くて逃げた」
ブラジル憲法は自国民の引き渡しを禁じている。ヒガキ被告は事故から4日後に帰国したが
「父親の看病のため、あらかじめ決めていた」と規定を知った上での帰国という見方を否定。
また「引き渡しは凶悪犯罪や政治犯に適用されるものなのではないか」として、ペルー政府
からの引き渡し要請にもかかわらず日本で事実上の亡命生活を送ったフジモリ元大統領を
引き合いに出し、「彼に比べれば私の容疑は小さなものだ」とも述べた。
ヒガキ被告によると、帰国直後の00年に結婚し、現在は4歳と2歳の子どもがいる。
「あんな事件を起こした私にも子どもが生まれ、人生の新たな機会だと思った」
被害者の遺族に対しては「私も父親として、気持ちは理解している。日系人としてしつけられ
お墓に参らなければならないという気持ちもある」と述べた。一方で「ブラジルで罪を償ったと
しても、日本に行けば逮捕される可能性はぬぐえない。父親として仕事をし、家族を養う
責任がある。日本に行くことはできない」と話した。
ヒガキ被告の裁判は、日本からの要請に基づいてブラジル側が国外犯処罰規定を適用した
初のケースだ。初公判は2月6日にある。 (一部略)
URLリンク(www.asahi.com)
※元ニューススレ
・【社会】 「日本で差別され…怖くなり逃げた」 女子高生をひき逃げで死なせて国外逃亡した日系ブラジル人
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