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自転車2人乗り“レッドカード”
2高校生家裁送致へ
足利署は30日、自転車に二人乗りしたとして、佐野市内に住む高校1年男子生徒(16)と、
足利市内に住む高校2年女子生徒(17)を、道交法違反(乗車制限違反)の疑いで検挙し、
裁判所の審判を受けなくてはいけない「赤キップ」を交付した、と発表した。同署によると、
自転車二人乗りの検挙は、県内で初めてという。
調べでは、男子生徒は29日午後0時15分ごろ、足利市田中町の市道で、後部に友人を
乗せて自転車を運転し、パトロール中の足利署員から注意を受けたが、無視して二人乗りを
続けた。また、女子生徒は同日午後4時30分ごろ、同市朝倉町の国道293号で、
後部に友人を乗せて自転車を運転し、同署員の注意を受け、いったんは友人を降ろしたが、
100メートル先で、再び二人乗りを始めた。
道交法によると、自転車の二人乗りは、2万円以下の罰金か科料が科される。
赤キップの交付を受けた成人は一般的に、簡裁で審判を受け、罰金などの額が決まるが、
今回は少年事件のため、宇都宮家裁に送致される。
警察庁によると、2006年、二人乗りを含む自転車の乗車、積載違反で、赤キップを
交付したケースは、全国で88件という。足利署は「今後も、高校生の交通マナー向上の
ため、指導と取り締まりを強化する」としている。
(2007年1月31日 読売新聞)
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