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★カストロ議長死去の場合は祝賀行事 マイアミ市が計画
米フロリダ州マイアミ─米マイアミ市当局は、重病説がささやかれている
キューバのカストロ国家評議会議長(80)が死去した場合、市内のオレンジ・
ボウル・スタジアムで公式祝賀行事を開催する計画だ。市当局が今月設立した
委員会は、記念Tシャツの製作やミュージシャンの出演、費用や時間についても
検討している。
祝賀行事の構想は以前からあったものの、カストロ議長が昨年7月、
腸の手術に伴う療養と、弟ラウル第1副議長への権力暫定委譲を公表して以来、
具体的計画を立てる必要性が高まった。
オレンジボウル・スタジアムでの行事開催は、キューバ系米国人の同市当局者の
アイディア。同スタジアムは1961年、当時のケネディ米大統領がキューバ解放に
関する演説を行った場所であるうえ、80年代にはキューバ難民キャンプとして
使用された。当局者は、住民のために大きな会場を確保し、希望すれば住民が
メディアに対して感情を発露する場にしたいと語った。
同州出身のルイス・モース元下院議員は、行事のテーマを議長の死以上のものに
改善する必要性を指摘。キューバ系住民が居住地区リトル・ハバナで一時代の
終わりを祝いたい意向にあるなか、市当局が住民に行事参加を強制していると
批判する向きもある。ただ、当局者は、行事を強制参加としないと明言した。
マイアミを拠点とする市民団体の関係者は、祝賀行事がキューバ系米国人社会の
外からどのように見られるかを懸念。また、カストロ議長の死去後もキューバ
共産政権が依然続くとして、慎重な対応を求めた。
- CNN/AP URLリンク(cnn.co.jp)