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御殿場市で平成13年9月、当時15歳の少女を乱暴しようとしたとして
少年10人が逮捕された事件で、
少年院送致の保護処分を受けた後、無実を訴え静岡家裁沼津支部に処分の取り消しを
申し立てていた当時16歳の男性(21)について、同家裁支部は30日までに
申し立てを受理、審判を再び開始することを決めた。
男性は13年11月、強姦未遂容疑で10人の中で最初に逮捕され、
当初、容疑を否認していたが、同家裁支部の審判では認めて、14年1月から12月まで
栃木県内の中等少年院に入った。
その後、無実を訴えて16年4月、付添人の弁護士が保護処分取り消しを申し立てていた。
弁護士は今月に入って、男性が事件当日に友人宅でマージャンをしていたという
友人らの証言などを新たな証拠として同家裁支部に提出し、同家裁支部は23日に
審判の開始を決めた。
弁護士によると、男性は
「警察官に仲間はみんな認めた、認めればすぐに出られる、と言われて認めたが、
本当はやっていない」と話しているという。
保護処分の取り消し申し立ては、12年に改正された少年法で新たに定められた。
保護処分終了後でも再び少年審判の開始を求めることができる。
弁護士は「申し立てから決定まで、あまりに時間がかかりすぎた。ただ裁判所としては
勇気ある決定だと思う」と話した。
この事件では、13年9月、御殿場市中央公園で少女に暴行しようとしたとして
少年10人が逮捕され、そのうち男性を含む5人が保護処分を受けた。
残る5人は起訴され東京高裁や静岡地裁沼津支部で公判中で、いずれも無罪を
主張している。
ソース
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