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・柳沢伯夫厚生労働相(71)が「(女性は)産む機械」などと発言した問題で29日、与野党
女性議員から大ブーイングが起きた。柳沢氏は衆院本会議で陳謝したが、野党3党の
女性議員からは直接辞任要求を突き付けられ、自民党・野田聖子氏(46)らからも批判が
あがる火だるま状態。安倍晋三首相(52)は柳沢氏に対し「厳重注意」にとどめ、火消しに
躍起。支持率下落が進む中、「柳沢発言」が新たな頭痛の種となってきた。
各党代表質問で幕を開けた国会の本格論戦。安倍政権は初日から頭を下げるハメとなった。
民主党・松本剛明政調会長の求めに応じ、演壇に立った柳沢氏は「女性を傷付ける不適切な
表現を用いた。国民、特に女性の方々に、あらためて深くおわびする」と陳謝。
世界に打電された現役厚労相の女性軽視発言とあり、身内からもブーイングが上がった。
不妊に悩み、鶴保庸介参院議員との事実婚を解消した自民党の野田聖子衆院議員は「出産に
関しては私も苦労してきたが、男性だから何も分かっていないのでは」と批判した。高市早苗
少子化担当相は「私自身も過去に病気で子供を授かりにくい体なので、機械としては“不良品”と
いうことになる」と不快感を表明。田中真紀子衆院議員は「本音が出たと思う。安倍さんが何を
言っても閣僚の中に古い意識を引きずっている人がいることがあきらかになった」とバッサリ。
夕方には社民党の福島瑞穂党首ら民主、共産の野党3党の女性議員が、計28人の連名に
よる抗議文を直接、柳沢氏に手渡した。このうち16人の議員が約10分にわたって直談判。
柳沢氏は終始タジタジ。辞任を突き付けられても押し黙るだけだったという。辻元清美衆院議員は
「これが『美しい国づくり内閣』の実態かと思うと背筋が寒くなる」と吐き捨て、辞任要求に向け、
野党共闘で臨む構えだ。
安倍首相はこの日夜、野党が柳沢厚労相の辞任を要求していることについて「発言を撤回、
謝罪した。職務を果たしていくことで、信頼を勝ち得るようにしてほしい」と述べ、辞任の
必要はないとの考えを示した。(一部略)
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