07/01/30 10:09:08 RIMu5Oq10
もともと外来の宗教とみなされてきた仏教やキリスト教のほうが,まだしも幸運であった.
その土地の信仰にねざした日本古来の神道への信仰は,明治政府の宗教政策によって
はげしく弾圧され抑圧された.神道の国教化は神道に災難をもたらし,神道を僭称する
ものたちがそれにとって替はったのだった.
いふまでもなく,天皇とその一味による神道への抑圧は,明治に始まるのではなく
すでに古代において始まってゐる.しかし,天皇とその一味の力が弱体化した
中世・近世は,神道にとっては比較的よい時代だったのではないだらうか.